チューナーを使った三線の調弦方法

音楽経験が少なく耳に自信が無い人、音感がないと思っている人は、チューナーを使った調絃が確実です。

える・おきなわの取り扱う「チューナー」(初心者セットに付属しているものです)を参考に、

チューナーでの調絃を解説します。

原理は同じなので、他のチューナーをお持ちの方でも大丈夫です。
実際に使ってみると、音に反応しなかったり、全く違うアルファベットが表示されたりと、

アバウトな反応をすることがあります。

そんな時は慌てずに、 「テーン」とのばすだけではなく「テテテテテン」と連続的に弾いてみましょう。
または、チューナーに近づいたり離れてみたり、うまく音が拾えるように色々試してみてください。

チューナーにはクセがありますので、それを探し出すの も楽しいかもしれません(?)。


調絃は、絃を緩めるより巻きあげるほうが、音が安定するといわれています。

高くなりすぎた場合は、いったん合わせたい音より低い音まで絃を緩めてから、 カラクイを巻いくといいですよ。

そうすることで、カラクイを締めることができるので、巻き戻りも、ある程度防ぐことができます。


線の調絃をC‐F‐C男絃‐中絃‐女絃)に合わせてみましょう。

女絃を弾いたらチューナーが「」を表示しました。Cよりも小さい英字なので、 音が低いということです。

」が表示されるまで、カラクイを少しづつ巻いていきます。
一気にたくさん巻いてしまうと、音がとても高くなったりするので、少しづつ巻いてくださいね!
カラクイを掴んだまま調絃をすると、手を離した時に音がずれていることがあります。

一度カラクイを棹にグッと押しこんで、手を離してから調絃をしま しょう。


針が真ん中を指し、緑色のランプが点灯しています。

ぴったり合いました。


次は中絃の調絃です。

「G」を表示しています。

「F」よりも大きい英字なので、音が高いということです。

「F」が表示されるまで、カラクイを緩めま しょう。


必ずしも、緑色のランプが点灯するまで、

必死になって合わせる必要はありません。

三線にも個性があるので、それぞれの三線にあわせて微調整しましょう。
開放絃で男絃・中絃・女絃と弾いて「ド・ファ・ド」と聞こえ、

合・乙・老・四・上・・・・・」と弾いてみて

ド・レ・ミ・ファ・ソ・・・・・」と聞こ えるならOKです。
毎日弾いていると、調絃はそれほどずれるものではないようです。

それでも、練習を始める前には調絃をしましょうね!

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